令和7年7月7日、パチンコが、変わる。「LT3.0プラス」が革命を起こす!

~「LT(ラッキートリガー)3.0プラス」記者発表会~

 2025年4月8日、パチンコメーカー40社で構成される日本遊技機工業組合(略称:日工組、理事長:榎本善紀)は日工組会議室にて、新たなゲーム性と楽しさを提供する最新機能「LT3.0プラス」の記者発表会を開催した。
 発表会では始めに日工組副理事長 盧昇氏が登壇。盧氏は「LT3.0プラスはスマートパチンコに特化し、魅力ある出玉の波の創造を可能にします。また、LT3.0プラスの“プラス”の部分はライトミドルなどの遊技機に搭載することで市場のラインアップを拡充。お客様やホール様にこれまで以上の満足を提供できるものになると確信しています」と挨拶した。

 続いて日工組技術委員長 清原賢二氏からLT3.0プラスの詳細について説明が行われた。清原氏は「LT3.0プラスは、①LT機の条件変更(e機のみ)、②時短の性能仕様変更(P機・e機共通)、③ ②に対応した総量計算方法の整理(e機のみ)という要素があり、①のLT性能のアップと②と③を含めたプラスαの機能により多彩な機械の開発が可能となります」と概要を語った。
■①LT機の条件変更(e機のみ)
・LTによる獲得出玉が占める割合を「全体の3分の2以下」から「全体の5分の4以下」にすることでLTをより身近に!
・初当りを含む獲得出玉期待値を「3,200個未満」から「6,400個未満」にすることで、大当り確率1/349相当の遊技機でチャージ当りが不要に!
■②時短の性能仕様変更(P機・e機共通)
・次回の時短の性能は、大当り図柄/c時短図柄のみで決定できるものが→遊技状態(低確/時短有無)や滞在していた時短の性能で決定できるように変更
・次回の時短の回数は、大当り図柄/c時短図柄、遊技状態(低高/時短有無)で決定できるものが→それらに加えて滞在していた時短の性能でも決定できるように変更
これにより状態の移行先、移行方法がより多く搭載可能となり、様々な移行契機を搭載したパチンコ開発が可能となる。

 発表会の締めくくりには日工組広報委員長 新井宏明氏が登壇。新井氏は「LT3.0プラスは各メーカーが様々な遊技性を模索している最中で、一体どういったことが可能なのかいま詳細を説明するのは難しい。そんなジレンマの中で、LT3.0プラスは本当に無限大の可能性を秘めているということをとにかく皆さまにお伝えしたかった。我々メーカーもいま非常にワクワクしており、これから登場する機械には各社独自の工夫が搭載されていると思いますので、今まで以上に注目していただきたいです」とアピールした。
 昨年7月に登場した「LT2.0」からさらに進化を遂げた「LT3.0」。飛躍的にゲーム性を向上させる“プラスα”の機能を搭載した「LT3.0プラス」対応新機種は、令和7年7月7日(今夏)より順次導入開始予定となっている。
■LT3.0プラス特設WEBサイト
https://kibun-pachi-pachi.jp/lt3plus/