2014年4月の業界動向とウワサ
2014年4月8日(火)
消費税が8%へ上がることによるパチンコ業界への影響について以前このコラムでも触れましたが、4月になり増税された結果、店舗ごとに対応の異なる部分もありますが、今のところ大きな影響は出ていないようです。ただし、今後10%に上がることがあれば、その時はいよいよ抜本的な対応を求められるでしょう。今回、ホールによっては貸し玉料金を変更することによる貯玉払い出し対応を早急に迫ったところもありました。ユーザーからすれば、ホールを信じて貯玉していたのにいきなり「特殊景品には交換できません!」と言われたらたまったものではありません。組合の決まりなど色々と諸事情はあったにせよ、やはりユーザーにはしっかりとした告知を行ってから動き出して欲しいですね。
さて、新台事情について書いていきたいのですが、実のところ現状ではパチンコもスロットもイマイチ動きが鈍いです。パチスロは年末年始に大型タイトルが登場してから、4月にモンキーターンⅡと緑ドンVIVA2が登場しただけ。どちらも販売台数3万台程度とミドルヒットに止まっています。それでも2月導入のハーデスを筆頭に数機種は高稼働を保っているため、パチスロコーナーにはそれなりにお客様がいるということがホールにとっての唯一の救いでしょうか。今後のパチスロ新台の噂をいくつか。夏までに京楽スロット第二弾の「必殺仕事人」と「パチスロAKB2」、大都技研の「押忍!番長3」、サミー系では「サラリーマン金太郎」が登場予定とのこと。
続いてパチンコですが、こちらは新台市場も壊滅状態。もはやルパン三世以外にヒット機種が見当たらず、新台購入台数はどんどん細かくなっている現状があります。特に酷いのは沖海3以降の海物語シリーズ。ゲーム性を見ると確かに亜流海であるのは間違いないですが、これまでボックス導入が当たり前で最低でも列導入されていた海シリーズが、入っても数台だったり導入しないホールもあるという時代が来るとは…。そんな状況を想像すらできなかったのは自分だけでしょうか。この夏には大海物語シリーズ登場と噂されていますが、そのデキは海シリーズ復権の足がかりになるのかどうか見物です。
京楽産業からは「ぱちんこキン肉マン」の後継機がいよいよ登場します。また、パチスロ同様にパチンコでもAKB48シリーズ第二弾が出るとの噂ですが、メンバー脱退の件など様々な諸問題が遊技機開発・販売にどれだけ影響を与えているのか。普通に考えれば、どれも織り込み済みなのだろうけれど果たして…。
その他の新台情報では飛びつくような話が聞こえてこないのが現状。サミーの「ぱちんこ化物語」はパチスロでヒットしたこともありそこそこ売れそうかな? あと、夏にはエヴァ最新作が登場してきそうな噂もありますが、もはや大きな話題にならないですねぇ。
パチスロは決して良くない状況下でもまだまだホール営業に変化を付けられます。ジャグラーメインで行くか爆裂AT機メインで行くかなどにより、近隣ホールとの差別化を計ることが可能なんですよね。しかしパチンコはもはやそれすら難しい。それは基軸になる機械がないから。噂される封入式パチンコ台に期待するしか、パチンコの未来はないのかも知れません。
さて、新台事情について書いていきたいのですが、実のところ現状ではパチンコもスロットもイマイチ動きが鈍いです。パチスロは年末年始に大型タイトルが登場してから、4月にモンキーターンⅡと緑ドンVIVA2が登場しただけ。どちらも販売台数3万台程度とミドルヒットに止まっています。それでも2月導入のハーデスを筆頭に数機種は高稼働を保っているため、パチスロコーナーにはそれなりにお客様がいるということがホールにとっての唯一の救いでしょうか。今後のパチスロ新台の噂をいくつか。夏までに京楽スロット第二弾の「必殺仕事人」と「パチスロAKB2」、大都技研の「押忍!番長3」、サミー系では「サラリーマン金太郎」が登場予定とのこと。
続いてパチンコですが、こちらは新台市場も壊滅状態。もはやルパン三世以外にヒット機種が見当たらず、新台購入台数はどんどん細かくなっている現状があります。特に酷いのは沖海3以降の海物語シリーズ。ゲーム性を見ると確かに亜流海であるのは間違いないですが、これまでボックス導入が当たり前で最低でも列導入されていた海シリーズが、入っても数台だったり導入しないホールもあるという時代が来るとは…。そんな状況を想像すらできなかったのは自分だけでしょうか。この夏には大海物語シリーズ登場と噂されていますが、そのデキは海シリーズ復権の足がかりになるのかどうか見物です。
京楽産業からは「ぱちんこキン肉マン」の後継機がいよいよ登場します。また、パチスロ同様にパチンコでもAKB48シリーズ第二弾が出るとの噂ですが、メンバー脱退の件など様々な諸問題が遊技機開発・販売にどれだけ影響を与えているのか。普通に考えれば、どれも織り込み済みなのだろうけれど果たして…。
その他の新台情報では飛びつくような話が聞こえてこないのが現状。サミーの「ぱちんこ化物語」はパチスロでヒットしたこともありそこそこ売れそうかな? あと、夏にはエヴァ最新作が登場してきそうな噂もありますが、もはや大きな話題にならないですねぇ。
パチスロは決して良くない状況下でもまだまだホール営業に変化を付けられます。ジャグラーメインで行くか爆裂AT機メインで行くかなどにより、近隣ホールとの差別化を計ることが可能なんですよね。しかしパチンコはもはやそれすら難しい。それは基軸になる機械がないから。噂される封入式パチンコ台に期待するしか、パチンコの未来はないのかも知れません。
PROFILE/某メーカーの営業職を経験後、ホールコンサルティング事業を興すなど業界歴は長い。現在は販社に勤務。業界動向を独自の視点で分析し販売実績を伸ばしているやり手営業マン。業界メディアにも幅広い人脈を持つ情報通でもある。