2013年2月の業界動向とウワサ
2013年2月5日(火)
3月末から4月にかけて、パチスロの新機種発表が相次いでおります。それも各社力が入ったラインナップで、機械選択するホールサイドはアップアップ! もちろんユーザー側も、これだけ新機種が出れば稼動が割れてしまいますよね。業界にとって悪い流れになっているような……。
この時期に機械販売が重なるのは、偶然……ではなく、メーカー側の都合が大きく関わっているのは間違いないところ。ご存知の通り上場しているメーカーも多く、上場メーカーの決算はほとんどが3月末。つまりそこまでに目標数値を達成しなくてはならず、ギリギリの時期に機械を発売し、数字(売上)を稼がなくてはならないのです。3月中旬ロデオの新鬼武者はフィールズとサミーに絡み、3月末のエレックあしたのジョー2もサミー。同じ日に納品予定のオリンピアのスロット猪木も決算絡みでしょう。当初はサミー決算絡みでパチスロ北斗の拳が3月登場と言われていましたが、さすがに間に合わなかったようで、新鬼武者とあしたのジョー2が3月発表となっているようです。
4月に入ると、山佐の戦国無双3や北電子のジャグラーガールズが登場。まだ未確定ですが、大都技研から忍魂2も出るでしょうし、前出の北斗の拳も4月に出したいはず。ユニバ系は3月にクランキーコレクションを納品して、4月か5月に鬼の城なる機械を発売するはず。そして京楽産業.からもパチスロAKB48が夏前には出るでしょうから、選ぶに選べない状況が続きますね。
それとは対照的にパチンコは静かなもの。実際タイトル数は同じくらい出ているでしょうが、話題になるメーカーはほんの一握り。3月は京楽産業.の冬のソナタFinalが中心で、それ以外のメーカーで話題になる機械は見あたりませんね。
その京楽マシンですが、今回メイン液晶以外に2枚のサブ液晶が搭載されております。部品原価の中で液晶画面の値段は高く、当然液晶画面開発費も嵩む。という流れから、冬ソナ以降、パチンコ台の値段がさらに上がると噂されております。実際に営業マンが説明していますし。もちろん値段が上がった分、よい機械が出てくれれば誰も文句は言わないと思いますが、現状で値段をこれ以上上げられるとますます新台を買えないホールが増えるはず。メーカー側にとってもメリットがないように感じます。ユーザー側もこれ以上渋釘にされるのであれば、ますます1円パチンコ、そして設定1でもゲーム性が崩れないパチスロへとシフトすることになるでしょう。いや、まだホール内にお客様が留まってくれればいい。最悪はさらなる渋釘でパチンコを離れるということも考えられます。
もちろんどういった機種構成でどうユーザーに遊んでもらうかはホールに選択権があります。しかし新台を打ちたいというニーズがあるのも事実で、メーカー側、ホール側が魅力あるホール作りをできるよう歩み寄らないとほんと厳しいところまできていると感じています。実際、打ちたいと思っても打ちたいホールがないと感じているユーザーは多いはず。どこのホールに行っても機種構成が同じだったり、調整が厳しかったり……。本当に機械の値段が上がったら、逆にホールに個性が出始めるかもしれません。それはそれで楽しいかもしれませんが。
この時期に機械販売が重なるのは、偶然……ではなく、メーカー側の都合が大きく関わっているのは間違いないところ。ご存知の通り上場しているメーカーも多く、上場メーカーの決算はほとんどが3月末。つまりそこまでに目標数値を達成しなくてはならず、ギリギリの時期に機械を発売し、数字(売上)を稼がなくてはならないのです。3月中旬ロデオの新鬼武者はフィールズとサミーに絡み、3月末のエレックあしたのジョー2もサミー。同じ日に納品予定のオリンピアのスロット猪木も決算絡みでしょう。当初はサミー決算絡みでパチスロ北斗の拳が3月登場と言われていましたが、さすがに間に合わなかったようで、新鬼武者とあしたのジョー2が3月発表となっているようです。
4月に入ると、山佐の戦国無双3や北電子のジャグラーガールズが登場。まだ未確定ですが、大都技研から忍魂2も出るでしょうし、前出の北斗の拳も4月に出したいはず。ユニバ系は3月にクランキーコレクションを納品して、4月か5月に鬼の城なる機械を発売するはず。そして京楽産業.からもパチスロAKB48が夏前には出るでしょうから、選ぶに選べない状況が続きますね。
それとは対照的にパチンコは静かなもの。実際タイトル数は同じくらい出ているでしょうが、話題になるメーカーはほんの一握り。3月は京楽産業.の冬のソナタFinalが中心で、それ以外のメーカーで話題になる機械は見あたりませんね。
その京楽マシンですが、今回メイン液晶以外に2枚のサブ液晶が搭載されております。部品原価の中で液晶画面の値段は高く、当然液晶画面開発費も嵩む。という流れから、冬ソナ以降、パチンコ台の値段がさらに上がると噂されております。実際に営業マンが説明していますし。もちろん値段が上がった分、よい機械が出てくれれば誰も文句は言わないと思いますが、現状で値段をこれ以上上げられるとますます新台を買えないホールが増えるはず。メーカー側にとってもメリットがないように感じます。ユーザー側もこれ以上渋釘にされるのであれば、ますます1円パチンコ、そして設定1でもゲーム性が崩れないパチスロへとシフトすることになるでしょう。いや、まだホール内にお客様が留まってくれればいい。最悪はさらなる渋釘でパチンコを離れるということも考えられます。
もちろんどういった機種構成でどうユーザーに遊んでもらうかはホールに選択権があります。しかし新台を打ちたいというニーズがあるのも事実で、メーカー側、ホール側が魅力あるホール作りをできるよう歩み寄らないとほんと厳しいところまできていると感じています。実際、打ちたいと思っても打ちたいホールがないと感じているユーザーは多いはず。どこのホールに行っても機種構成が同じだったり、調整が厳しかったり……。本当に機械の値段が上がったら、逆にホールに個性が出始めるかもしれません。それはそれで楽しいかもしれませんが。
PROFILE/某メーカーの営業職を経験後、ホールコンサルティング事業を興すなど業界歴は長い。現在は販社に勤務。業界動向を独自の視点で分析し販売実績を伸ばしているやり手営業マン。業界メディアにも幅広い人脈を持つ情報通でもある。